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MICの暇つぶし

外部バッテリー作成1



●外部バッテリー作成1
長時間外出する時、携帯電話にしてもPDAにしても、バッテリー残量は気になると思う。
特に通話が多かったり、PDAを操作してる時間が長かったりするとますます気になってしまう。
外出先で電源が確保できるなら充電器を持ち歩けばいいが、移動中に使用してこその「携帯」電話や端末。
移動しながら充電というのがベストだろう。
そこで登場するのが外部バッテリーなわけだ。

W-ZERO3はUSBの端子から直接充電できないものの、充電用の電源端子は17mmx4mmΦのセンタープラスで入力電圧は5V(DC)と一般的。
PSPやiPodやデジタルカメラ用のものなどが流用できる為、その製品の選択肢は結構ある。 種類別に大きく分けると、リチウムイオン二次電池(蓄電池)を使用した物と、単3形や単4形の乾電池(又は二次電池)を使用する物がある。
まずはそれらの特徴を考えて、自分の使用スタイルにどちらが合ってるか考えてみる。
  リチウムイオン二次電池タイプ ケースタイプ(単3形又は単4形を4本直列接続)
一次電池 二次電池
放電容量
(あくまで目安)
容量のわりに小型。
2000mAh~6000mAh程度の製品が選べる。
容量は電池特性から明記されていない。
(使用方法によって大きく異なる為。断続的な使用で長持ちする等。)
電池のメーカーや種類によるが単3形でおおよその目安はマンガンが1000mAh~、アルカリが2000mAh~、オキシライドがアルカリの2倍程度。
単4形は単3形の1/2程度の目安。
ただし、オキシライドでは公称電圧は1.5V(1.5x4=6)だが、初期電圧は1.7V(1.7x4=6.8)あるのでW-ZERO3で使うには製品の仕様に注意が必要。
現在メジャーなニッケル水素二次電池が単3形で2000mAh~2700mAh、単4形で750mAh~1300mAhだが、公称電圧が1.2V(1.2x4=4.8)なので昇圧回路で5V以上に電圧を上げる事で対応させる事になり、容量的には低めに見積もっておいた方が良いと思われる。
価格 リチウムイオン二次電池自体の価格も高いが、その特性から比較的複雑な保護回路や充電回路が必要な為、構造が複雑になり高価。
同じシリーズの製品で放電容量が違っても価格があまり変わらないのはその為。
製品によって様々だが、構造が簡単な為、安価。
極端に安い製品では電源回路が組み込まれていない(粗悪な)製品もある為オキシライドを使う場合は注意が必要。(回路がない分、電力損失が少なくなるが、機器を壊してしまっては本末転倒・・・)
W-ZERO3の内部回路がどうなってるかわからないのでなんとも言えないが、純正充電器が5Vなわけだから・・・。
寿命 一般的にリチウムイオン二次電池のサイクル寿命は1000回程度。
メモリー効果がほとんどない。
製品自体は半永久的。
電池自体は一回で使いきり。
普通に考えるとW-ZERO3のバッテリーがなくなってから使う事になるので連続使用が多くなり、電池の減りは早い。
一般的にニッケル水素二次電池のサイクル寿命は500回程度。
ニッケルカドミウム二次電池ほどではないが、メモリー効果がある為、使い方によっては寿命が縮む。
ランニング
コスト
比較的低い。(安価)
満充電状態で保管や、過放電しないように注意。
ヘビーユーザー向け。
ライトユーザー向け。
高い。(高価) 低い。(安価)
その他
長所短所
形状が自由に設計できるのでスマート。
容量のわりに軽い。
長期間商用電源(AC100V電源)が確保できない場合に使えなくなる。
一次電池と二次電池の特徴を生かした使い方ができる。
他の同形電池を使う機器との使いまわしが可能。
(汎用性が高い。)
電池の交換が面倒。
入手しやすい。
充電の手間がかからない。
容量と電池特性により、長時間の連続使用には向かない。
予備の電池を持ち歩くなどして自分の使用頻度に合わせやすい。
製品によっては対応していない。

と、ここまで考えてみたのだが、途中ですでに気が付いた事がある。

リチウムイオン二次電池の制御回路を作るのは無理だw

よって選択肢は単3形か単4形の電池を使うタイプに絞られた。

◎どんな製品がある?

実際にどんな製品があるか調べてみる。
気に入ったのがあれば、作る必要はないのだが・・・。


【Pod Zero3】
http://www.jtt.ne.jp/products/original/podzero3/index.html
緊急!USB給電バッテリーパック『Pod Zero3』
これは1000円程度で安く買えるのだが、接続ケーブルが付属していないので別途用意しなくてはならない。
しかも、調べてみるとちょっとマズいんじゃない?って点が判明した。
どうやらこの製品には何の回路も入っていないようなのだ。
(逆電流防止の整流ダイオードが一本接続されてるだけ)
電池ケースからUSBコネクタに電気流してるだけで1000円はむしろ高いかと。
一応W-ZERO3対応と書いてあるから大丈夫なんだろうが、オキシライドを使って大丈夫かどうかは明記されていないのも気になる。
ま、書かれてる通り、本当に「緊急USB電源」のようだ。
USBライトとかに使うならいいが、さすがにW-ZERO3に使うには不安なので却下。


【バッテリーエクステンダー2】
http://www.pdakobo.com/review/accessories/extender.htm
バッテリーエクステンダーII
お値段は2500円程度とお手ごろ価格。
USBコネクタでケーブルは付属していないが、コネクタ自体が本体から15cmほど伸びる。
それに、ちょっとごついがUSB→DCジャックの変換プラグが付属しているのでそのままW-ZERO3でも使えそうだ。
ライトが光るオマケ付き。
昇圧回路も入っているのでニッケル水素二次電池使用でも、一次電池の電圧が下がってきた時でも充電ができて良さそうだ。
だが、電圧の安定化はしないようで、一次電池だとそのままの電圧が出力される。
アルカリで6V程度なら大丈夫だろうが、オキシライドとなるとやはり不安だ。


【B-BATTERY】
http://www.inforce.co.jp/brightonnet/product/digitalaudio/bmp-sob3.html
【Brighton】B-BATTERY MP3プレイヤー用 for Sony
これは小さくて非常によさげだが、W-ZERO3で使うにはちょっと容量不足な気がする。
それに、高いw
昇圧回路の分高くついてるって所だろうか。
却下w


あとは携帯電話用の物を流用する手もあるが、やはり回路なしが多い事や、接続方法など不安材料が多い。
バッテリーエクステンダー2がよさげだが、オキシライドが使えなそうなのが惜しい所だなぁ。


外部バッテリー作成2へ続く



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